天変地異の昨今、皆様のご無事を切にお祈りいたします。
　さて、長年皆様が私に任せてくださった会長職を、今年度から14期の森岡さんに引きついで頂くことになりました。私の引退の理由は、明日の自分の心身の健康に自信を持てなくなったからです。その不安を森岡さんに相談し、同時に会長職の引継ぎをお願いしました。
　彼女は、短大を卒業後、教員免許証を取得し直し、その仕事を定年まで全うされました。彼女の人柄もさることながら、その経験も大いに同窓会のために生かしてもらえると思いました。今年度から森岡会長を中心に、同窓会は進んでいきます。但し今は、コロナ禍のため、従来のようには進めないかもしれませんが、焦らず、ゆっくりと着実に進んでもらいたいと思います。そのためには、皆様の今まで通りの、清心への愛とご協力が必要です。
　長年、会長をさせて頂き、得たものは数々ありますが、やはり痛切に思うことは、「清心生は、素晴らしい」という確信です。その素晴らしさは、皆様の聡明さと、自分を差し出すことができるという愛情だと思います。
　年に一度、役員会が開かれます。そこで、その年の同窓会総会の計画や予算などが話されます。役員たちは、少しでも皆様に喜んでもらえる総会をと、一生懸命、意見を出し合います。そしてそこで決まった計画を担当の人たちが、一生懸命実行に移していくのです。役員や担当の同窓生の責任感と実行力には、いつも感動させられ、目を潤ませていました。
　こんな世知辛い時代です。もし、何か温かいものに触れたいと思う時は、ぜひ、役員会や、同窓会総会に参加してください。そこでの出会いが、困難を乗り切る力となるからです。
　サンクス・アンド・ピース・ビー・ウイズ・ユー