アズ・エバー
  ―いつまでも―
                  会長 寺田 朗子

梅雨が明けて、例年になく暑い日が続いています。でも、このニュースレターが皆様のお手元に届く頃は、暑さも終わり、頬に当たる風もひんやりとしていることでしょう。
皆様お元気でお過ごしですか。
 昨年十一月の総会で承認された最も大きな議題は、同窓会運営資金の問題でした。 皆様もご承知のとおり、同窓会は四一期を最後に、運営資金である「同窓会入会金」が入ってこなくなりました。三年前の役員会で提案された「同窓会資金を切り崩して運営費に充てる」という案を、二年前の総会で議題に挙げ、一年間検討してきました。
 その結果、期待していたカルチャー講座からの収入も参加者が少ないため、充分な運営資金にはなり得ませんでした。また、皆様からの寄付であるNDファンドも年々減少しています。
 これらの事情から、昨年の総会で、前記の提案を皆様に承認して頂く運びとなりましたことをご報告いたします。
 母校が閉校となり、校舎は「クビリーホール」と呼ばれ、一階の一部が清心学園の法人事務局分室となりました。その中の二つの部屋を同窓会が使用させて頂いています。現在その部屋で、月二回のカルチヤー講座をはじめ、同窓生コーラス部、聖書の会、日本文学読書会が、各々月一〜二回開催されています。シスター雜賀元学長には、聖書の会、日本文学読書会をご指導してくださるばかりでなく、大きな視点に立って、同窓会を助けて頂いています。紙上をお借りしてシスターのご厚意、ご指導に心よりお礼を申し上げます。
 今後も同窓会活動としてNDファンドヘの皆様のご協力のもと、総会、同期会、カルチャー講座、部や会の活動など、末永く続けていきたいと考えております。そのためにも、皆様のご理解、ご参加を頂き、母校で培われた清心スピリットが明日への活力となりますよう、心より願っております。

トップページへニュースレター8号目次へ平成15年同窓会総会