「タイム フライズ!」この一年、二度とは味わえないそれぞれの日々を、大切に、お元気で過ごされましたか?私といえば…。今日は、その反省も兼ねて、「清心」と私の仕事についてお話します。
現在、広島大学と広島学院中学校で、英語の非常勤講師をしています。「英語を楽しく教える」ことは、私の使命であり、喜びと思っています。また、それを仕事に出来る幸運に感謝しています。
<英語との出会い>
中学二年生までは、京都に住んでいました。父が映画界にいた関係で、アメリカの方々と交流がありました。小学生の時、ドリス・デイの歌に惹かれ、是非自分でそれを歌ってみたいと思いました。カタカナで書かれた英語の歌詞を必死で覚え、父の開くパーティーでそれを歌い、アメリカの方々に誉めてもらった嬉しい思い出があります。
<「清心」との出会い>
父の仕事のため、京都から広島へ来る事になりました。京都では、プロテスタント系の中学に通っていましたが、編入を受け入れてくれたのは、「清心」でした。厳しい英文法の授業にも積極的に取り組み、チャンスがあれば、スピーチコンテストにも度々出場した高校時代でした。大学進学か、留学かの相談に乗ってくださったのが、シスターアンナでした。
<仕事>
シスターアンナのお勧めで、短大に進学し、アメリカの姉妹校の大学を卒業したのが1970年。その年の後期から、約33年間、母校で勤めさせていただきました。その間に、シスター岩田から、音楽大学を、又、高校時代の英語の恩師からは、広島大学で教えるようにとご推薦をいただき、職を得ました。昨年、突然音楽大学から解雇を受け、沈んでいたところ、広島学院での教師公募を知らせてくださったのが、イエズス会の神父様でした。試験、面接を受け、現在のこの仕事に就き、毎日楽しく男子中学生と英語で遊んでいます。
「ケ・セラセラ」の好きだった女の子が、「清心」のおかげで、35年余り英語教師をしています。もっと努力して学位など取っておけばと反省する反面、これが私の「精一杯」だとも思います。
神様は、私に、どれほどの「タラント」をくださったのかな〜? |