昨年、万緑の六月、松村敏則先生が、八十歳で、お亡くなりになりました。
松村先生は、三十五余年の間、私たちの母校で、生物学を教えてくださいました。文科系の清心生に、理科系の「生物学」を教える事は、先生もさぞかしご苦労されたかとお察しいたします。しかし、先生は、私達にも良く分かるよう、難しい内容を、噛み砕いて分かりやすく、又、ユーモアたっぷりの授業をしてくださったので、そのクラスの雰囲気は、明るく、時々笑い声も起こったほどでした。
自然を愛し、植物を愛し、そして、清心・清心生をとても大切に思ってくださった先生です。
皆様と共に、先生のご冥福をお祈り申し上げます。 |