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2008年〜2009年は、「夏の花・心願の国」「十一の色硝子」など読み、合評会を開きました。
文集も7冊目となりました。
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<樹の会 2008〜2009年の活動> Album
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2008年11月15日 |
例会「最後の殉教者」 |
12月20日
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岡山の清心女子大公開講座に全員で参加
山根道公先生の「切支丹と遠藤文学」を聴講
講座終了後、先生の研究室で座談会
樹の会として初めて岡山まで出かける。ワクワクした気分。
山根先生の講座が連続講座の最終日とあって、参加者も多いようだ。
樹の会の読書会も今年で6年目となるが、まだ読んだことのない興味深い資料もたくさんあって、さすがに研究の奥深さを感じた。
座談会の部屋はきれいな花で飾られ、私達の目を和ませてくれた。
山根先生には前年度、クビリーホールで講演をしていただいたのが最初で、今回は二度目ということもあって、私達ひとりひとりの質問や感想にも気合が入った。
清心女子大を訪れるのは初めてという人も多く、いい体験となった。また訪れたいものである。 |
2009年1月17日 |
例会「その前日」 |
2月7日 |
例会「再発」「男と九官鳥」 |
3月14日
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原民喜の花幻忌の会主催の講演会に参加(3名)
広大名誉教授、岩崎文人先生の「それぞれの12月8日−原民喜の視座から−」
市内幟町の実家で被爆した広島の作家、原民喜とその文学の特異性についての岩崎先生の考察。時間がもっとあればさらに詳しく聞けただろうにと思う。 |
3月28日
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例会「大部屋」「四十歳の男」
文集発刊のための原稿締切りの日 |
4月25日
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文集「樹の会」第5集記念号、製本及び配布
文集がさらに充実したものになるようにアイデアを出し合いましょう。いい企画待っています!
例会「童話」「雑木林の病棟」 |
5月16日 |
文集の合評会 |
5月30日 |
映像文化ライブラリーで「沈黙」を鑑賞(7名参加) |
6月27日
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防府へバス旅行(6名参加)
樹の会会員の一人が防府へ引っ越され、高速バスに乗って会いに行く。天気も良く、毛利邸、あじさい寺、防府教会など案内してもらう。毛利邸の見事な屋敷と壮大な庭園、あじさい寺の手入れの行き届いて見ごたえのあるアジサイ、防府教会の小さいながらも親しみの湧くたたずまいと、美しく上品なステンドグラスや壁画などどれも心洗われるものであった。
しかし、私達が訪れたわずか数日後の豪雨で介護施設が大きな被害を蒙ったことをテレビで知り、心配して連絡をすると、市街地はまったく大丈夫との返事に一安心。
あの日の歓待に感謝すると同時に、訪れた屋敷や山、川が変わらずに残っていることを願う気持ちだ。 |
7月18日 |
例会「帰郷」「雲仙」 |
8月 |
〇 〇 夏休み 〇 〇 |
9月26日 |
例会「私のもの」「一杯綺言」 |
<樹の会 2010年の活動>Album |
2010年1月 |
例会『夏の花』 |
2月 |
原民喜展(ふくやま文芸館)見学
鞆の浦散策 |
3月 |
原民喜・花幻忌の集いに参加
詩碑前で黙祷
浜松楽器店ホールでの演奏・トーク
原民喜展(ふくやま文芸館)
竹原陽子氏の講演 |
4月 |
例会『夏の花・心願の国』 |
5月 |
例会『十一の色硝子』
2009年度版 文集の製本 |
6月 |
合評会 文集に寄稿してくださった竹原陽子氏参加 |
7月 |
例会『十一の色硝子』 |
8月10日 |
シスター雜賀 突然の逝去 |
8月12日 |
観音町教会で葬儀 |
9月11日 |
修道院にお参りし、シスターを偲ぶ |
10月 |
例会 遠藤周作文学会(長崎大会)に出席した畝崎雅子氏の報告 |
11月 |
同窓会のシスター雜賀を偲ぶ会で、樹の会の三好秋夫氏、弔辞を述べる
例会 シスター雜賀の追悼文集できる |
<樹の会 2011年の活動> |
2011年1月29日 |
「深い河」再読 |
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今月から800文字エッセイを始める。 |
2月19日 |
山根先生の著書「遠藤周作「深い河」を読む」を読む。 |
3月12日 |
花幻忌の集いへ5名参加 |
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「原民喜文学の魅力」 |
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広島県立大学 坂根俊英教授 |
3月26日 |
山根先生と竹原陽子さんをお迎えして |
4月23日 |
3月の総括 文集の原稿締切 |
6月4日 |
「死海のほとり」再読 文集の製本 |
6月25日 |
文集合評会 |
7月30日 |
シスター雜賀のお墓参り(山根先生と共に) |
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「無鹿」を読む |
9月10日 |
「王の挽歌」再読 |
9月17日 |
下関・梅光学院大で遠藤周作学会2名参加 |
10月15日 |
「銃と十字架」再読 |
11月13日 |
原民喜生誕祭 2名参加 |
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「原民喜初期作品集」刊行 |
11月19日 |
「侍」再読 |
12月3日 |
岡山清心大で公開講座6名参加 |
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「「深い河」における生と死」 |
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岡山清心大 山根道公准教授 |
<樹の会 2012年の活動> |
2012年1月21日 |
戯曲「黄金の国」を読む |
2月25日 |
戯曲「薔薇の館」を読む |
3月24日 |
「夫婦の一日」を読む |
<樹の会 2013年の活動> |
1月 |
は同窓会室が借りられず、例会断念。 |
2月23日 |
『人間のなかのX』を読む。 |
3月17日 |
花幻忌の集い(原爆資料館東館地下) |
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・原民喜の詩朗読 |
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・竹原陽子さんの発表 |
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・「広島からのメッセージ」DVD上映 |
3月31日 |
樹の会文集 印刷・製本 |
4月1日 |
文集発送 |
4月27日 |
文集(第9集)合評会 |
5月8日 |
尾道市立美術館「ルオー展」へ4名参加 |
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(なかた美術館も訪れました) |
6月1日 |
『イエスの生涯』を読む |
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(今回は観音教会の図書室を借りての例会でした) |
6月29日 |
防府で開催中の「シャガール展」へ出かける。4名参加 |
7月20日 |
『キリストの誕生』を読む |
7月27日 |
シスター雜賀のお墓参り(岡山の修道院墓地)2名参加 |
8月 |
は夏休み |
9月28日 |
『死海のほとり』を予定しています。 |
<樹の会 2014年の活動> |
3月29日 |
山根先生による広島NHK文化講座 |
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「キリスト教に学ぶ」「沈黙を読む」 |
4月12日 |
例会「ガリラヤの春」 |
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☆文集製本 |
5月31日 |
文集第10集 合評会 |
6月21日 |
例会「巡礼」 |
7月26日 |
例会「召使いたち」 |
9月20日 |
例会「犀鳥」 |
10月4日 |
大江健三郎講演会(厚生年金会館) |
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☆竹原陽子さん司会 |
18日 |
例会「指」 |
11月1日 |
山根先生による広島NHK文化講座1 |
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「キリスト教に学ぶ」「沈黙を読む」 |
12月20日 |
NHK文化講座2 |
<樹の会 2015年の活動> |
1月31日 |
例会「切支丹屋敷役人日記」 |
2月7日 |
NHK文化講座3 |
3月14日 |
例会『死の自己決定権のゆくえ』 |
4月18日 |
NHK文化講座新シリーズ1 |
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『イエスの生涯』『死海のほとり』を読む |
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☆文集の原稿締切 |
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令和2年 樹の会活動記録(毎年8月、
12月はお休みにしています)
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1月27日 例会『羊をめぐる冒険』(村上春樹)
2月29日 文集の原稿〆切
3月23日 文集の合評会
4月27日 誌上例会『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』上・下(村上春樹)
5月25日 誌上例会『ペスト』(カミュ)
6月29日 例会『異邦人』(カミュ)
7月27日 誌上例会『幸福な死』(カミュ)
9月28日 誌上例会「影に対して」(遠藤周作)
10月26日 例会『人生の踏絵』(遠藤周作)
11月30日 誌上例会『ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー』(ブレイディみかこ)
☆誌上例会とあるところはコロナ対策のため集まらないで、メールでやりとりした例会です。
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お薦めの本(最近読んだ本の中から)
◇『羊飼いの暮らし』ジェイムズ・リーバンクス 早川書房
「ほかに望むものなど何もない。これが私の人生だ」とイギリス湖水地方に暮らす著者は羊飼いの喜びを淡々と記す。大学卒業後、実家の農場を継ぎ羊飼いとして暮らす、味わい深いエッセイです。(F)
◇『夏の朝の成層圏』池澤夏樹
取材中に海に落ちた新聞記者。島での生活に馴染んだ彼は元の生活に以前と同じ価値観を抱けなくなる。常識的なことに縛られずに生きる人物が描かれ、何となく煮詰まった時に読むと効く。(Y)
◇『りんごかもしれない』ヨシタケシンスケ著
考え方は一つではない。想像することの楽しさを教えてくれる絵本です。孫にプレゼントしましたが、大人が読んでもおもしろいです。絵もいいです。(U)
◇『うちのご飯の60年』阿古真理著
作者の母の実家が山県郡筒賀村で、広島の町もチョロチョロ出て面白いです。(S)
◇『月と六ペンス』サマセット・モーム 金原瑞人訳 新潮文庫
金原瑞人さんの訳が大変読みやすい。小説の主人公はポール・ゴーギャンを連想させるが、金原さんは「1919年に出版されたこの作品、ゴーギャンもモームも忘れて読んでほしい」と訳者あとがきに書いている。40歳過ぎて画家を志す男の狂気と情熱の物語が100年たっても古びず、新鮮に感じた。(F)
◇『8:15 ヒロシマで生き抜いて許す心』美甘章子著
『ヒロシマ・アメリカ原爆展をめぐって』直野章子著
『葬られた原爆展 スミソニアンの抵抗と挫折』フィリップ・ノビーレ著
『私はヒロシマ・ナガサキに原爆を投下した』チャールズ・スウィニー著
美甘さんと親しくメール交換をする中で、1995年のアメリカと日本の状況にとても関心が出てきました。頭の中が1995年になっています。(U)
◇『三島屋変調百物語』宮部みゆき作 角川文庫一〜五巻
時代物。怖いだけではなく、人間の心の闇が引き起こす心理ものとして面白いと思う。でも、本当にコワイ話もあります。(T)
◇『大人のための旅行術 旅する哲学』アラン・ド・ボトン著 安引宏訳
旅がいかに日常生活を豊かにするものかということを思い出させてくれます。そう考えると「読書」も一つの旅のようなものかもしれませんね。(O)
◇『心を病んだらいけないの?』斉藤環 与那覇潤著
現代において正常とは何か、病気とは何か。その境界線を引くことは難しい。囚われた心を解き放とう。(S) |
令和3年 樹の会活動記録 |
引き続きコロナ禍のため、合評会も含めすべて誌上例会
(直接は会わず会員の感想をまとめてレポートを作り全員に添付メールで送付)とし、例会を続けています。
これはもはや脳トレになっているかもしれません。
7月までに読んだ本:
「蒼氓」石川達三、
「コシャマイン記」鶴田知也、
「六日間の旅行」遠藤周作、
「苦役列車」西村賢太、
「人間の土地」サン=テグジュペリ 堀口大學訳
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令和4年 樹の会活動記録 |
なかなか収まりそうもない感染症。日常生活にストレスを感じることもありますが、何とか楽しく過ごしたいものです。
読んだ本(去年の続き)―――
『或る「小倉日記」伝』松本清張
「根津権現裏」藤澤清造
「さよならの夜食カフェ」古内一絵
「城外」小田嶽夫
「夜間飛行」サン=テグジュペリ
「銀の匙」中勘助
「女のいない男たち」村上春樹
「大聖堂」R・カーヴァ―/村上春樹訳 |
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