「ノートルダム清心女子短期大学
閉学記念誌」からの便り
   
山本 勇三
 NDSに関連して「温故知新」をテーマにするならば、わたくしの脳裏にまず浮かんでくるKEY WORDは、「閉学」です。42年の歴史を刻んだノートルダム清心女子短期大学が、2003年3月末をもって閉学するに当たって編纂された『ノートルダム清心女子短期大学閉学記念誌』の初めに、Sr.渡邉和子理事長は、旧約聖書の「コレヘトの言葉」を引用されています。
 『何事にも時があり 天の下の出来事には すべてに定められた時がある。 生まれる時、 死ぬ時、 植える時、 植えたものを抜く時 (中略)』
 この閉学誌の編集委員長の職責にあったわたくしの胸に、まず強い痛みとして「植えたものを抜く時」の言葉が響きました。しかし、『「惜しい、残念だ」という言葉を耳にし、…このように惜しまれて与えられた使命を立派に果たした短大を誇りに思います。』と、いつもの優しい笑顔で語りかけられる言葉で、NDSの42年の歴史につながる私たちを励まし、未来に向かって進むエネルギーを、そして、勇気を下さっています。
 Sr.雜賀美枝元学長は『平成十五年三月三十一日、ノートルダム清心女子短期大学関係者にとって、決して忘れられない日が訪れました。この日、42年間続いたノートルダム清心女子短期大学の幕が下ろされたのです。決して再び上がることのない幕が…。』と『閉学のご挨拶』を始められています。閉学の重みがずっしりと感じられます。そして、『「ノートルダム清心女子短期大学よ 永遠なれ!!」という合言葉が卒業生の中に生き続けること、「そして、短期大学で教えられた「神を愛し、他人を自分のように愛しなさい」というキリストの教えを実践することに尽きます。」』と結んでおられます。
 『ノートルダム清心女子短期大学閉学記念誌』の残部は同窓会事務局の方で扱っておられると思いますので、ぜひお読みください。わが母校の過去を尋ね、その中から、わたくしたちの未来の道が見えてくると信じます。
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